今週の豪ドルは、豪準備銀行(RBA)議事録において「これまでの利下げ効果を見極める」との考えが示され大幅な追加利下げの公算が弱まったこと、さらには米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を0.00-0.25%の範囲に誘導するとの事実上のゼロ金利政策を実施したことを受けての米ドルとの金利優位性を意識した動きもあり堅調に推移した。ただ、週末にかけてはクリスマス前のレパトリの動きでドル買いが強まったことから反落した。豪ドル/ドルについては米国の利下げ観測の高まりで週初から徐々に上昇。実際、FOMCで利下げが発表されると上昇幅を拡大させ、一時0.7137ドルまで週の高値を更新した。ただ、レパトリの動きが観測されると、0.67ドル半ばまでの反落となった。豪ドル円についても買い先行の地合いで、60円半ばから63.54円まで3円強の上昇。しかし、レパトリに絡む豪ドル売りが優勢となるなか、60.40円まで反落し週初のレベルまで押し戻された。
上記のように、RBA議事録での大幅な追加利下げ観測の後退が下支え材料となり、豪ドルは底堅い動きとなることが見込まれる。ただ、主要イベントをこなしたことやクリスマスの影響で動意に乏しい展開が想定されること、さらにはクリスマス前でのレパトリ動きが入っている状況を鑑みると積極的に上昇していく局面にはなり難いだろう。豪ドル円は12日安値57.92円が目先の下値の節目となる。一方、上値は18日高値63.54円をメドとした方好感に乏しい展開となりそうだ。
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- 2008/12/19(金) 21:27:41|
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